2021年12月12日諏訪市のすわっチャオの会議室に、プロジェクターとスクリーンが用意され「ワインと温暖化」の第3回ワークショップが、今まで同様「蓼科エスポワール」のシニアソムリエ野村秀也さんをファシリテーターとして進められました。
ワイン特区としてブドウ栽培を進めている原村から、中学生とその先生が参加されました。高校進学後も葡萄の栽培の勉強できる高校を目指したいということでした。その他、茅野市で実際にブドウ栽培をされている方、茅野に移住しレストランをされていたが、今ブドウの収穫のボランティアをされているご夫婦もご参加されました。いずれレストランを再開されるようにも聞こえました。ワインを愛される方が参加されている感じであり、この蓼科・八ヶ岳地域でおいしいワインが造られ、飲める日を待ち望んでいる感じでした。
ファシリテーターの野村さんが用意されたパワーポイントにて映し出される資料の、地図、写真等に引き付けられるワークショップでした。「蓼科エスポワール」に秘蔵されている例えばボルドーのワインのラベルの写真等から、また今ヨーロッパでもブドウ栽培の適地になったイギリス北部のワイン等のことまで、ワインにまつわる面白い、また貴重なお話が資料を通じて聞かれました。聞くだけではなく質疑の中では、ウンチク、含蓄あるやり取りが聞かれました。 今、地球温暖化の中、蓼科・八ヶ岳地域はワイン栽培の適地としての可能性があり、ワインツーリズムをはじめ、この地域が連携してワインを通じて地域の賑わい、地域創生を実現できないか、そんなことを語りあったワークショップでした。